矢沢伝説
ショーの料金は、イコール歌手の格でもある。これでは、五木は“ディナーショートップ歌手”という看板をはずされたも同然だ。
ディナーショー料金は、芸能プロ関係者の間で決められてきた。この場合、料金を設定する段階で仕切り屋が入る。その人物は業界でも“ドン”で通っており、だいたいこの“ドン”が決めていた。五木を「5万円」と最高額にしたのもこの仕切り屋で、彼は最近まで五木プロのスポンサー的立場でもあった。
だが、五木は現在『アップフロント』という大手芸能プロの傘下に移籍、影響力も低下した。このタイミングを見て、一挙に「6万円」という大胆な額にしたとみられる。
このように、最近の矢沢の稼ぎ方はハンパではない。主にコンサート収入だが、原盤権と商標権なども大きな収入源だ。そして、1本1億円といわれるCMでも、サントリーやイーモバイルなどがある。その結果として04年には15億円のスタジオを、最近は15億円の豪邸を建てた。
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